L Message(エルメ)と決済システムは連携できる?
決済システムにはどんな種類があるのかな?
LINE上で何か商品・サービスを販売したいと考える方も多くいます。
今回は、L Message(エルメ)と連携できる決済システム、「UnivaPay」と「Stripe」の連携方法や導入するメリットを詳しく解説していきます。
LINEの中で決済ができれば、決済時に購入者を特定し、ターゲットを絞り込んでメッセージ配信できるようにもなりますので、本記事を参考にまずは決済システムを導入してみてください。
L Message(エルメ)と連携できる決済システム
L Message(エルメ)と連携できる決済システムは「Stripe」と「UnivaPay」の2つがあります。
まずはそれぞれの違いを表で比較してみましょう。
サービス名 | Stripe | UnivaPay(エルメ限定プラン) |
---|---|---|
対応環境 | ・オンライン決済 ・店舗決済 | ・オンライン決済 ・店舗決済 |
決済手段 | ・クレジットカード ・デジタルウォレット ・銀行振込 ・コンビニ決済 ・国際的支払いにも対応 | ・クレジットカード ・Paidy(後払い) ・銀行振込 ・コンビニ決済 ・オンライン決済(PayPayなど) |
初期費用・月額費用 | 無料 | 無料 |
決済手数料 | 3.6% | 2.8%~ |
審査にかかる時間 | 3~5日 | 3~4週間 |
決済の安定性 | △ | ○ |
分割決済 | あり | あり |
分割決済の一括入金 | なし | あり |
返金時の手数料返還 | なし | あり |
入金サイクル | 週1回~月1回 | 月1回 (早期入金オプションあり) |
お問い合わせ方法 | 24時間365日対応 ・チャット ・メール ・電話対応 | 9時~21時365日対応 ・メール ・電話対応 |
「UnivaPay」の特徴
UnivaPayは決済の安定性が高く、突然アカウントを停止され決済ができない、というトラブルが少ない傾向にあります。
また、BtoBサービス(事業者向けサービス)では決済手数料が2.8%、並びに万が一返金をするとしても決済手数料まで返金してくれます。
ただし審査が1ヶ月程度かかってしまう点と、売上金の入金サイクルを早めようとすると有料オプションになってします点がデメリットになります。
「Stripe」の特徴
Stripeは審査がとても早く、決済を導入したい時すぐに始められます。
さらに売上金の入金サイクルを週に1回から柔軟に選択できるので、売上金をすぐに入金してほしいという事業者の方にはオススメです。
デメリットとしては、特にオンラインビジネスをされている方が、急にアカウントを停止されたという事例をよく耳にするので注意が必要です。
L Message(エルメ)と決済機能を連携するメリット
次にL Message(エルメ)と決済システムを連携させるメリットをご紹介します。
商品販売機能が利用できる
エルメには商品販売という機能があり、単発商品と継続商品のどちらにも対応しています。
単発商品では買い切り型の商品を、継続商品では月額制オンラインサロンや習い事の毎月の集金もLINE上で行えます。
決済システムと連携するだけで、商品販売機能を利用できるのでぜひご活用ください。
イベント予約に決済機能を付帯できる
決済システムと連携することで、イベント予約機能の決済機能が利用できるようになります。
イベント予約機能は、セミナーや説明会などのスポットで行うイベントの予約をLINE上で受付けられる機能です。
以下の記事ではイベント予約機能の設定方法を詳しく解説しています。セミナーや説明会などのイベントを有料開催されている方には大変便利な機能なので、ぜひチェックしてみてください。
決済した方を分類し、LINEでメッセージを送れる
エルメと決済システムを連携させれば、決済時に「タグ付け」をすることが可能です。
タグ付けをすることで、商品を「購入した人」と「購入していない人」を特定し、その情報をもとに友だちを絞り込んでメッセージを配信できます。
この絞り込み配信(セグメント配信)を行うことで、その人に合わせた内容をピンポイントで配信できるのは、LINEの大きな強みと言えるでしょう。
L Message(エルメ)とUnivaPayの連携方法
ここでは「UnivaPay」の連携方法を解説します。
UnivaPayと連携するためには、UnivaPayのアカウント開設が必要です。
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UnivaPayのアカウントが開設できたら、エルメとの連携作業を行っていきます。
UnivaPayの管理画面は開いた状態にしておいてください。
エルメの管理画面から「エルメシステム設定」→「決済システム連携設定」をクリックします。
UnivaPayの「アカウント連携する」をクリックしましょう。
順番に情報を入力します。まずはIDの入力です。
UnivaPayの管理画面を開き、左メニュー「店舗」を開いて、UnivaPayアカウントの店舗名をクリックしましょう。
「一般」→「全体設定」の中にIDが記載されています。コピーして先ほどのIDの欄に入力しましょう。
次はテスト環境用のアプリトークン・アプリシークレットの設定を行います。
UnivaPayの左メニュー「アプリトークン」を開き、「+新規作成」をクリックしましょう。
「利用店舗を指定する」のボタンをクリックしてオンにします。
その他の項目は、下記のとおり入力してください。
- 店舗:アカウント作成時に設定した店舗名を選択
- モード:「テスト」を選択
- ドメイン:追加をクリックして「step.lme.jp」「s.lmes.jp」を入力
- メモ:任意入力、空欄でも可
入力できたら「作成」をクリックしましょう。
「トークン」と「シークレット」が表示されますのでコピーしてください。
コピーできたら、エルメの画面に戻って入力しましょう。
UnivaPayの画面に戻り、下部の「シークレットを保存しました」をクリックします。ポップアップが出ますので「はい」を選択します。
続いて本番環境用のアプリトークン・アプリシークレットを入力します。
UnivaPayの画面から先ほど同様に左メニューの「アプリトークン」→「+新規作成」→「利用店舗を指定する」をオンにします。
店舗情報を入力していきます。
- 店舗:アカウント作成時に設定した店舗名を選択
- モード:「本番」を選択
- ドメイン:追加をクリックして「step.lme.jp」「s.lmes.jp」を入力
- メモ:任意入力、空欄でも可
入力できたら下部の「作成」をクリックします。
「トークン」「シークレット」が表示されますので、コピーしてエルメの画面に入力しましょう。
エルメに入力できたら、UnivaPayの画面にもどって「シークレットを保存しました」→ポップアップの「はい」をクリックします。
次に、エルメの画面でWebhookURLをコピーしてください。
コピーできたら「保存」をクリックしましょう。
UnivaPayの画面左メニュー「ウェブフック」を開き、「+新規作成」をクリックします。
各情報を入力していきます。
- URL:コピーしたWebhookURLを貼り付け
- 利用店舗を指定する:チェックをオンにする
- 店舗:アカウント作成時に設定した店舗を選択
- Authorizationヘッダー:空欄のままで可
- トリガー:すべてにチェックをつける
入力できたら「作成」をクリックします。
これでエルメとUnivaPayの連携作業は完了です。
L Message(エルメ)とStripeの連携方法
次は「Stripe」の連携方法を解説します。
Stripeも同様に、連携するためにはアカウント開設が必要です。
まずはStripe公式サイトよりアカウント開設をお願いします。
Stripeのアカウントが開設できたら、エルメとの連携作業を行っていきます。
エルメの管理画面から「エルメシステム設定」→「決済システム連携設定」をクリックします。
Stripeの「アカウント連携する」をクリックします。
「Stripe管理画面ログイン」からログインしましょう。
メールアドレス・パスワードを入力して「サインイン」をクリックします。
エルメの画面に戻り「テスト決済に利用するアカウントを選択」をクリックします。
アカウントが選択されている状態で「連結する→」をクリックしましょう。
自動的にこちらの画面に切り替わったら「本番決済に利用するアカウントを選択」をクリックします。
アカウントが選択されている状態で「連結する→」をクリックします。
これでエルメとStripeの連携作業は完了です。
まとめ|L Message(エルメ)の決済機能を使ってLINEで商品・サービスを販売しよう
L Message(エルメ)と連携できる決済システムは「UnivaPay」と「Stripe」の2つあります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、本記事を参考にしてご自身に合った決済システムを導入してみてください。
また、エルメに決済システムを導入することで、商品販売やイベント予約の決済機能が利用できるようになります。
LINE上で決済ができるようになれば、決済時に「タグ付け」を行い、購入者などを特定してメッセージを配信することが可能です。
決済システムもL Message(エルメ)も無料で導入できますので、まずは下記の公式サイトからアカウント開設を行い、実際に触りながら使用感を試してみてくださいね。
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