L Message(エルメ)の料金プランを比較解説！違いやプラン変更も

L Message(エルメ)には3種類の料金プランがありますが、どのプランを選べば良いのか困りますよね。

本記事では、エルメの料金プランごとに、どんな機能が使えるのか詳しく解説していきます。

無料プランで使える機能や、有料プランにアップグレードするタイミングがわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。

L Message(エルメ)の料金プランの特徴

まずはL Message(エルメ)料金プランの特徴を押さえておきましょう。

3種類の料金プランを比較

エルメには「フリープラン」「スタンダードプラン」「プロプラン」の3種類があります。

	フリープラン	スタンダードプラン	プロプラン
初期費用	無料	無料	無料
月額料金(税込)	無料	10,780円	33,000円
解約手数料	無料	無料	無料
最低契約期間	制限なし	制限なし	制限なし
月間配信数	1,000通	無制限	無制限
チャット履歴閲覧	180日	無制限	無制限
総友だち数上限	5万人まで	5万人まで	5～10万人

総友だち数が5万人を超える大規模なアカウントであれば「プロプラン」にする必要がありますが、これからLINEを導入する方であれば「フリープラン」か「スタンダードプラン」の2択になります。

エルメはどのプランでも「初期費用無料」「解約手数料無料」「最低契約期間なし」なのが嬉しいポイントです。

そのため料金プランに迷っている方は、まず「フリープラン」で試してみて、様子を見ながらプランを変更するというのがオススメです。

年間一括払いで10%割引き

有料プランは年間一括払いにすると、10%割引きが適応されます。

スタンダードプランは9,702円/月（1,078円引き/月）、プロプランは29,700円/月（3,300円引き/月）でお得に利用できます。

また、複数アカウントで有料プランを契約をすると、10～20%のおまとめ割引きが適応され、上記の年間一括払いと組み合わせれば、最大30%割引きとなります。

接続アカウント数	割引率 (おまとめ割引きのみ)	割引率 (おまとめ割引き+年間一括払い)
10～40	10%	20%
50～90	15%	25%
100	20%	30%

無料のフリープランは1つまで

複数のLINE公式アカウントでエルメを利用したい場合、フリープランを適応できるのは1アカウントのみです。

すでにフリープランを利用している場合、2つ目のアカウントからは有料プランになるので注意しましょう。

有料プランからフリープランへの変更はできない

一度有料プランにすると、後でフリープランに変更することはできません。

どうしてもダウングレードしたい方は、エルメのアカウントを削除すれば再びフリープランを利用できますが、それまでのアカウント情報は全て削除されてしまいます。

そのため、フリープランから有料プランにアップグレードする際は、慎重にご検討ください。

有料プランの支払いはクレジットカード払いのみ

有料プランの月額払いは、クレジットカードでのみお支払いが可能です。

ただし、年間一括払いでお支払いされる場合は、クレジットカード払いと銀行振り込みが選べます。

LINE公式アカウントとL Message(エルメ)は別料金

LINE公式アカウントとL Message(エルメ)の料金は、別途お支払いする必要があります。

そのため、L Message(エルメ)を契約したとしても、LINE公式アカウントのプランもしっかりと管理しましょう。

無料のフリープランでできること

L Message(エルメ)は無料のフリープランでも使える機能が充実しています。

代表的な機能をいくつかご紹介します。

タグ管理

タグ管理とは、お客様をカテゴリー別に分類する機能です。

例えば、性別や年代でタグ付けをしたり、配信したリンクをタップした人にタグ付けをして、キャンペーンの効果測定をしたりできます。

そのようにタグ付けをしておけば、メッセージ配信をする際に属性で絞り込めるので、必要な人だけに必要な情報を届けることができます。

また、メッセージ配信を絞り込めるということは配信数の節約にもつながり、料金プランを上げなくて済むかもしれません。

メッセージ配信（ステップ配信）

メッセージ配信とは、お客様にメッセージを一斉送信する機能です。

一斉送信といっても、性別や生年月日など、お客様の属性ごとに絞り込んで配信できるので、無駄な配信を避けることができます。

また、事前に作成したメッセージを設定したタイミング（日時）で自動配信できるステップ配信という機能もあり、LINE登録してくれたお客様に対して自動でお店の案内ができます。

メッセージ配信を使いこなせば、お客様一人ひとりに対応する時間を大幅に削減できますよ。

フォーム作成

アンケートフォームや問診票などを作成できる機能です。

回答していただいたお客様のデータは、自動でLINEの友だち情報に保存されるので、わざわざデータ入力する手間も省けます。

また、フォーム作成で取得した顧客情報を、上記でご紹介したメッセージ配信の絞り込みに使えるので、お客様に適切な配信ができるようになります。

フォーム作成機能は、フリープランだと3つまでなので注意してください。

有料プランにすると何が違う？アップグレードが必要な人

ここから無料プランと有料プランの違いを比較していきますので、料金プランを決める際の判断材料にしてください。

機能	フリープラン	スタンダードプラン	プロプラン
月額料金(税込み)	無料	10,780円	33,000円
月間配信数	1,000通まで	無制限	無制限
チャット履歴閲覧	180日間	無制限	無制限
総友だち数上限	5万人まで	5万人まで	5～10万人まで
リッチメニュー	2つまで	無制限	無制限
リッチメニュー簡単作成	2つまで	無制限	無制限
フォーム作成	3つまで	無制限	無制限
CSV管理	エクスポートデータ 1つまで	無制限	無制限
流入アクション	3つまで	無制限	無制限
アクション スケジュール実行	×	無制限	無制限
ポップアップ	1つまで	無制限	無制限
カレンダー予約	カレンダー1つまで コース･スタッフ各2つまで	カレンダー3つまで コース･スタッフ無制限	カレンダー10個まで コース･スタッフ無制限
イベント予約	決済機能なし イベント2つまで	決済機能あり イベント10個まで	決済機能あり イベント無制限
商品販売	単品･継続商品 各1つまで	単品･継続商品 各10個まで	無制限
クロス分析	2つまで	無制限	無制限
コンバージョン	2つまで	無制限	無制限
アフィリエイトセンター	×	×	◯
条件分岐	×	◯	◯
データコピー	×	◯	◯
LINE公式アカウント 入替設定	×	◯	◯
スタッフ管理	管理者+1人まで	管理者+10人まで	無制限

月間配信数

月間配信数はフリープランだと1,000通まで、スタンダードプラン以上では無制限です。

友だちの登録数が多い方は総配信数も多くなるので、友だちの数と配信したい回数を合わせて考えてみましょう。

配信したい内容が増えてきた時や、友だち登録が増えてきたタイミングでプラン変更を検討してみるとよいですね。

リッチメニュー

リッチメニューとは、LINEトーク画面に表示される以下のようなメニューのことです。

スタンダードプラン以上では無制限で作成できます。

LINE公式アカウントのリッチメニュー機能では1つまでしか表示できませんが、L Message(エルメ)のリッチメニュー機能では、リッチメニューを複数作成して、お客様ごとに表示を切り替えたりメッセージ配信ごとに切り替えたりと様々な工夫ができます。

リッチメニューは、使いこなすと簡易的なホームページのように見せることができるので、1つじゃ物足りないという方は、スタンダードプランを検討してみてください。

流入アクション

流入アクションとは、LINE友だち登録リンクを複数作成できる機能です。

また、作成したリンクにはそれぞれアクションを設定できるので、流入経路ごとにメッセージを変更したりタグ付けをして効果計測したりします。

例えば「ホームページ」「YouTube」「Instagram」の3つの流入アクション（LINE友だち登録リンク）を作成し、どの媒体からLINE登録したのかタグ付けをしておくことで、最も効率的な集客媒体を簡単に計測できます。

流入アクションは、無料のフリープランだと3つまでしか作成できないので、それ以上使いたい方は有料プランを検討してみてください。

アクションスケジュール実行

アクションスケジュール実行は、有料プラン専用の機能です。

指定した日時、指定した周期に自動でアクションを発動できます。

美容室を例にすると、お客様が来店されてから毎日0時をまたぐ度に1カウントするアクションを設定しておきます。そうすることで、お客様が前回来店されてからの日数が自動計算されるので、30日経過した時に自動で予約を促すメッセージを配信することができます。

少し難しい機能にはなりますが、特に店舗経営されている方にはとても便利な機能です。

カレンダー予約

フリープランでは、カレンダー予約は1つまで、コースと予約枠はそれぞれ2つまで作成できます。

有料プランであれば、カレンダー予約を3～10個まで、コースと予約枠は無制限に利用できます。

美容院やエステサロンなどで3つ以上のメニューを提供したい場合や、スタッフが多くスタイリスト枠が3人以上必要な場合などは、スタンダードプラン以上の加入がおすすめです。

商品販売・決済

フリープランでは、単品商品・継続商品をそれぞれ1つずつしか販売できません。

複数の商品を販売したい場合は、スタンダードプラン以上へ加入する必要があります。

L Message(エルメ)の料金プランの変更手順

フリープランから有料プランへの変更手順を解説します。

エルメアカウント管理画面の「エルメシステム設定」から「アカウント選択」をクリックします。

契約したいアカウントの右側「アップグレード」をクリックします。

契約する有料プランを選択します。

契約プランの確認、決済期間、決済方法を選択して「決済へすすむ」をクリックします。

決済内容を確認したら「決済へすすむ」をクリックします。

クレジットカード払いを選択の場合、カード情報を入力して「決済する」をクリックします。

銀行振り込みを選択の場合、振込先の口座が表示されますので、7日以内に振り込みましょう。

お振り込み後、数分～数日で自動的にプランが変更されます。

まとめ｜まずは無料のフリープランで試してみよう

今回はエルメの料金プランについて機能の比較を交えながら解説しました。

本格的にLINEを活用するなら有料プランがおすすめですが、LINE友だち数が少ないうちは無料プランでも全く問題ありません。

もし料金プランに迷っているなら、とりあえず無料プランで始めてみるのがおすすめです。