L Message(エルメ)のメッセージ通数は？配信数カウントの仕組みも

今回はL Message(エルメ)のメッセージ通数について解説します。

LINE公式アカウントとエルメでは、料金プランや配信数カウントの仕組みに違いがあり、勘違いしてしまうと無駄な費用を支払ってしまう可能性もあるので注意が必要です。

本記事では、LINE公式アカウントとエルメのメッセージ通数の違いから、どんなメッセージが配信数にカウントされるのかなど詳しく解説していくので、エルメを利用される方は必ずチェックしてくださいね。

L Message(エルメ)とLINE公式アカウントのメッセージ通数の違い

L Message(エルメ)とLINE公式アカウントは、それぞれの契約プランによってメッセージ通数が違います。

以下の表に配信数ごとの料金と契約プランをまとめましたのでご参照ください。

メッセージ配信数が月200通未満の場合、エルメ・LINE公式アカウント両方とも無料プランの契約のみで運用することができます。

メッセージ配信数を増やしたい場合は、有料プランへのグレードアップが必要です。

エルメとLINE公式アカウントの有料契約は連動していないため、有料プランにグレードアップする際は、それぞれで契約が必要ですのでご注意ください。

現在の配信数のチェック方法

「現在どれだけメッセージを配信したか」をL Message(エルメ)の管理画面から確認する方法を紹介します。

エルメにログインしてアカウントの管理画面を開きましょう。

画面右上にL Message(エルメ)・LINE公式アカウントそれぞれのメッセージ配信数が表示されています。

表示されている配信数は、エルメとLINE公式アカウントで更新のタイミングに差があるので、ご注意ください。

配信数を超過するとどうなる？

配信数が契約プランの上限まで達している場合、メッセージが送信できなくなります。

そのため配信数が上限に達してしまった場合は、契約プランのグレードアップを検討しましょう。

ただしLINE公式アカウントのスタンダードプラン（一番上のプラン）に関しては、上限30,000通を超えた場合、1通あたり3円の追加料金でメッセージを送信できます。

配信数のリセット日は、エルメ・LINE公式アカウントともに毎月1日となっています。

こまめに現在の配信数を確認して、上限を超えないように気を付けましょう。

どんな配信がカウントされるのか

ここでは配信数カウントの仕組みを解説します。

LINE公式アカウントとL Message(エルメ)は、配信数カウントの仕組みに違いがあり、勘違いしてしまう方が多いのでしっかりとチェックしておきましょう。

LINE公式アカウントの配信数カウント

LINE公式アカウントのカウント対象は以下の表の通りです。

メッセージの種類	LINE公式アカウントから配信	エルメから配信
一斉配信	カウント対象	カウント対象
予約配信	カウント対象	カウント対象
テスト配信	カウント対象	カウント対象
ステップ配信	カウント対象	カウント対象
Push API	カウント対象	カウント対象
Multicast API	カウント対象	カウント対象
Broadcast API	カウント対象	カウント対象
1対1チャット	非対象	カウント対象(送信のみ)
あいさつメッセージ	非対象	非対象
自動返信	非対象	非対象
Reply API	非対象	非対象

上記の「カウント対象」が配信されると「LINE公式アカウントの配信数カウンター」にカウントされます。

管理画面でいうと右のカウンターです。

例えば「一斉配信」をLINE公式アカウントから配信しても、エルメから配信しても、LINE公式アカウントの配信数カウンターにカウントされます。

基本的には「プッシュメッセージ」と呼ばれるこちらから配信するメッセージがカウントされます。

反対に、自動返信やあいさつメッセージなどの「リプライメッセージ」と呼ばれる配信は、LINE公式アカウントではカウントされません。

また、「1対1チャット」はLINE公式アカウントで送信するとカウントされませんが、エルメで送信するとカウントされてしまいます。

そのため、1対1チャットをする際はLINE公式アカウントで送信した方が配信数を節約できますが、その分エルメの管理画面には送信したメッセージが表示されませんので、ご注意ください。

L Message(エルメ)の配信数カウント

L Message(エルメ)では、全てのメッセージが配信数のカウント対象になります。

上記のLINE公式アカウントの表では、あいさつメッセージや自動返信は「対象外」でしたが、エルメではそれら全てのメッセージがカウントされます。

ここがよく勘違いされやすいポイントなので必ず把握しておいてください。

そのため、エルメの無料プラン（配信数1,000通まで）を利用されている方は、LINE公式アカウントよりも配信数が増えやすくなるので注意が必要です。

ただし、エルメで配信数に制限があるのは無料プランのみです。有料プランにすれば配信数無制限で利用できるので、友だちが増えて配信数が気になりだした方は有料プランを検討しましょう。

まとめ｜L Message(エルメ)のメッセージ通数には注意しよう

今回はL Message(エルメ)のメッセージ通数について解説しました。

LINE公式アカウントとエルメは、料金プランや配信数カウントの仕組みに違いがあり、勘違いして無駄な費用を支払ってしまう可能性もあるので注意が必要です。

両者の違いをしっかり認識して、毎月の配信計画を立てながらアカウントを運用しましょう。

エルメでは無料プランでも毎月1,000通まで配信できますが、有料プランにすると配信数無制限で利用できます。また、有料プランでは予約システムや流入経路分析などの機能も制限なく利用できますので、LINEの友だち数が増えてきた方は一度検討してみてくださいね。