LINE公式アカウントの認証･未認証の違いとは？申請方法も解説！

認証済アカウントという名前は聞いたことがあっても、具体的に何ができるのか分からず、未認証アカウントのまま運用し続けている方もいるのではないでしょうか。

認証済アカウントにすることで、未認証のままでは使えなかった集客機能やサービスが利用できるようになります。

本記事では、認証済アカウントと未認証アカウントの違いや認証申請の方法を解説しています。

申請時の注意点も詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

「認証済アカウント」とは？

LINE公式アカウントには、「未認証アカウント」と「認証済アカウント」の2種類があります。

未認証アカウントは個人・法人問わず誰でも審査不要で開設が可能です。

対して、認証済アカウントはLINEヤフー社が定める審査に通過したアカウントのみ開設が可能です。

認証済アカウントは未認証アカウントに比べて、友だちを増やすために有効な機能やサービスを利用することができます。

未認証アカウントと認証済アカウントの違い

未認証アカウントと、認証済アカウントの違いは、利用できるサービスの多さです。

基本的に、未認証アカウントのままでは利用できない機能やサービスが、認証済アカウントになれば利用できるようになります。

以下で、「認証済アカウントになると何が変わるのか」を順に解説していきます。

青色の認証バッジが付与される

認証済アカウントになるとアカウント名の横に表示されるバッジの色が変わります。

未認証アカウントは灰色バッジなのに対し、認証済アカウントは青色のバッジが付与されます。

他の公式アカウントとの違いが一目で分かるので、LINEユーザーにとっても信用度を判断する基準の一つになります。

LINEアプリ内の友だち検索結果に表示される

通常、LINE公式アカウントを友だち追加してもらうには、QRコードやID入力が必要で、LINEアプリの友だち検索は利用できません。

しかし、認証済アカウントであれば、友だち検索結果にアカウントを表示させることができます。

上の画像の例では、LINEヤフー社の運用する「LINEヤフー for Business」は、アカウント名や「LINE　活用」というキーワードの検索結果に表示されています。

主に友だち検索でヒットする検索ワードは以下のものになります。

他にも「グルメ」「ファッション」「ビューティ」などのカテゴリ検索に表示できたりと、普段から検索を利用するユーザーに見つけてもらえる機会が増えて、新規友だち獲得に繋がります。

クローズドの運用をされている方など、検索結果に表示してほしくない場合は、設定で検索結果に「表示しない」に変更することもできます。

おすすめの公式アカウントとして表示される

自身のLINE公式アカウントが、LINEアプリのホームやLINEクーポンなどに、ユーザーに合わせた形で表示されます。

表示されたくない場合は、設定で「表示しない」に変更することも可能です。

友だち集めに役立つノベルティを購入できる

店舗のレジやテーブルなどに設置できるノベルティが購入できます。

LINE公式アカウントがあることをアピールできるので、友だち追加を促進する効果があります。

一からPOPを作成する手間が省けて便利です！

友だち追加広告を掲載できる

LINEアプリのトークリストやLINE NEWSなどに、友だち追加を促す広告が掲載できます。

不特定多数の方に向けてアカウントの宣伝ができます。

メンバーシップ機能を利用できる

LINE公式アカウント上で月額課金制の会員サービス（サブスクリプションサービス）が作れる「メンバーシップ」を利用できます。

未認証アカウントの場合、メンバーシップの利用にはターゲット数が200人以上必要ですが、認証済アカウントであれば、ターゲット数に関わらず利用することができます。

オンラインサロンやレッスンの会費を集金したり、限定コンテンツの配信をしたり、様々な用途で利用できます。

アンケート機能で自由回答が選択できる

LINE公式アカウントには「リサーチ」というアンケート機能があります。

未認証アカウントであれば、回答で選べるのはこちらが選択肢を提示する「単一回答」もしくは「複数回答」のみですが、認証済アカウントになれば「自由回答」が選択できます。

文章で回答してもらえるため、アンケートで聞ける質問の幅が広がります。

有料プランの支払いに請求書決済ができる

LINE公式アカウントの有料プランを利用する際、利用料の支払いは通常クレジットカードです。

しかし、認証済アカウントになれば請求書での支払いも可能になります。

経理上、請求書が必要な場合は、こちらの支払い方法を選択しましょう。

認証済アカウントの申請方法

認証済アカウントの申請方法を解説します。まずは、LINE公式アカウントにログインしましょう。

ホーム画面で「設定」→「アカウント認証をリクエスト」をクリックします。

認証審査の説明ページに切り替わりますので、内容を確認したらページ下部の「アカウント認証を申請する」をクリックしましょう。

項目名に●マークのついた必須項目を記入し、「確認」をクリックします。

入力した内容を確認し、最後に「完了」をクリックしましょう。

これで認証申請は完了です。

申請から数日後に、本人確認のメールもしくは電話が来ますので、必ず返事をしましょう。

返事をしないと認証申請がキャンセルされてしまうため、注意が必要です。

認証済アカウント申請時の注意点

認証申請にはいくつか注意点があります。知らずに申請してしまうと、やり直しに手間がかかるものもありますので、事前に確認しておきましょう。

申請後に申し込み情報の変更はできない

認証申請をした後は、アカウント名や電話番号、申し込み者氏名など、申し込み情報全般の変更ができません。

訂正・変更がある場合は、審査のキャンセル後、再度申請を行う必要があります。

認証審査のキャンセルはこちらのお問い合わせから行えます。

審査通過後のアカウント名の変更には再度審査が必要

審査通過後にアカウント名を変更したい場合は、変更申請をして審査を通る必要があります。

以下に、公式のコラムに記載されているアカウント名の変更可能例を挙げていますが、審査に落ちてしまうと変更ができません。

アカウントの情報は、認証申請する段階で間違えないように入力しましょう。

個人名では作成できない

認証済アカウントは、個人名や個人を特定できる名称では作成できません。

個人名を使用したい場合は未認証アカウントで作成しましょう。

申込者情報は「本人確認」で使用される

「本人確認」とは申込みの意思確認や在籍確認のために、申込者にくる連絡のことです。

申請時に入力したメールアドレスや電話番号宛てに、LINEヤフー社より連絡がいきますので、対応できる連絡先を入力しておきましょう。

LINE公式アカウントの認証申請・審査に関するQ＆A

LINE公式アカウントの認証申請・審査に関するよくある質問と回答をまとめました。

審査にはどのくらいの期間がかかる？

審査には10日前後（土日祝を除く）かかります。

申請数が多い場合は通常よりも時間を要する場合もあるため、余裕をもって申し込みを行いましょう。

申請・審査にかかる料金は？

認証済アカウントの申請及び審査にかかる料金は無料です。

ご契約中の料金プランに関わらず申請が可能です。

アカウントを審査する際の条件は？

LINE公式アカウントの公式HPで公開されている審査基準が以下のものになります。

開設するLINE公式アカウントの内容は、LINEユーザーやLINEヤフー社の不利益、不信につながるものであってはいけません。

また、利用規約第18条は禁止行為に関する規約です。アカウントの配信する内容が公序良俗に反していないか、ロゴガイドラインを守っているかなど、21項が記載されています。

利用規約に反する行為は、アカウント削除処分の対象になりえるため、18条に限らず目を通しておきましょう。

ロゴガイドラインについては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

認証申請中にアカウントの利用はできる？

LINE公式アカウントは認証申請中でも、未認証アカウントとして利用が可能です。

申請中、利用が停止してしまうことはないので、ご安心ください。

まとめ｜LINE公式アカウントを認証申請して集客サービスを利用しよう

本記事では、未認証アカウントと認証済アカウントの違いや認証申請の方法について解説しました。

認証済アカウントは無料で申請できるのに、集客に有効なサービスを利用できたり、認証バッジでユーザーからの信頼度も獲得できたりと、お得な使い道があります。

メリットを感じた方は、本記事に挙げた注意点に気を付けながら、認証申請をしてみてくださいね。

その他、LINE公式アカウントのことでお困りのことがあれば無料相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。